奨学金の返済は繰り上げすべき?【1種・2種】


奨学金にはさまざまな種類がありますが、ここでは日本国内で一番一般的な日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金繰り上げ返済について書きたいと思います。

 

奨学金には無利息の「第1種奨学金」と、利息がかかる「第2種奨学金」と2つに分けられています。

第1種奨学金には、残額を一括返済するとお金が一部戻ってくるという「報奨金制度」があります。

ただし、2005年度以降の対象者は制度が廃止されていますので、借りた時期と照らし合わせて確認してみてください。

無利息ですので、慌てて返済する必要はありませんが、資金が現在あるのなら返済すれば対象者は報奨金をもらえるわけです。

ただし報奨金は受け取りに期限がありますので注意しましょう。

 

第2種奨学金には、報奨金制度は残念ながらありませんが、繰上げ返済をすると利息分が節約になります。

結局考え方次第なのですが、「奨学金」といえども、利息が付いてお金を借りているわけですから、カードローン等と同じ「借金」を返済していることに変わりないのです。

 

ただ、陥りがちな失敗として、生活のトータルのプランを考えて繰り上げ返済しなければ意味がないということになります。

例えば、100万円の奨学金を繰り上げ返済したとします。

この場合、返済したときには報奨金をもらえたり、或いは利息を節約できたりするわけですが、後々家を買うために貯蓄が足りない、車を買うときに資金不足・・・などといった理由で、100万円以上の他のローンを組むのであれば、結局ローンの借り換えと同じことになります。

こうなると、報奨金の金額、節約した利子の額によっては、「奨学金の繰り上げ返済はしないほうが良かった」ということになるのです。

なぜなら、奨学金のように無利子や低金利でお金を貸してくれるところはそうありませんので、借り換えをするとトータルで見て損していることになるからです。

 

繰り上げ返済する時期は人生の中でのタイミングも大事です。

人生や生活のプランを含めて考えて、手元に資金があるなら、奨学金は繰り上げ返済したほうが良いでしょう。

また、「奨学金返還相談センター」では、奨学金の返済計画の中でどれが得になるのかを調べて知らせてくれますので、参考にしてみるのも良いでしょう。

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2013年2月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:家計から出ていくお金・支出

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